だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#91 SAX歴1年8ヶ月、それなりに頑張ってみましたけど、まだまだであります。

毎日精一杯で仕事をする。一日がやっと終わると、家庭ってやつが待ち受けている。
犬の飯をやり、晩飯を作って食って片付けするともうこんな時間だ。そんな現実空間がしっかりくっきりあるくせに、なんだか夢と現の境目を生きているような気がする。
おれはほんとに実在する人物なんだろうか、そんなふうに思う、特にこんな暑くってだるい朝には。
頭の芯が定まらない。
 
以前も書いたけど、キヨシローが50歳でロードバイクを始めたという話をかつて読んだ。
自分の息子になにかあった時、自分の力で助け出せるようになんなきゃと思ったんだ、とか書いてあったけど、真偽の程は不明だ。
そんなわけで(どんなわけでやねん!)、2012年の12月にSAXを始めた。
いや、実はNくんが連れてってくれたナベサダのコンサートの興奮に押し切られた感じだったんだけど、いや、やはり楽器は奥が深い。
(そのNくんが家庭の理由とはいえ抜けてしまったのは、実は今でも心の中のかなりの喪失だったりするのだけれど、それは言ってもしかたのないこと・・)
やればやるほど五里霧中というか、泥沼のようである。
ちょっとやそっとじゃ奥義のドアは開かない。
でも、今の自分の有様をかんがみて、突きつけられて、しょげてへこんでそれでも前に行くしかないのである。
 
知り合いの先生の奥様の誕生日に招かれて、人生初の自分での編曲にもトライして(できたのは3日前のことで発作的に2時間強かけてしたのだけど)、それからにわか練習して、それでお披露目がこんなかんじでした。そりゃ下手くその上にとちってはいるものの、これが今の「自分」だっちゅうことで、ご笑納いただければと思いますよ。ははは。
今は楽器に関してはどれも10年計画というふうに補正してるけど、10年ももしかしたらあっという間かもしれない。
でも人生は一度しかなく、やれることを、やりたいことを、できることならやっといた方がいい。
夢か幻か現実か、おれっていうちっぽけな存在が消滅するば、そこには一握の砂が盛られて、そして風に吹かれて消えてくだけだからね。
やりたいことができないヒトだってたくさんいるってえのに、全くこのおれは贅沢させてもらってるよ。
でもそいつだって自分の力で切り取ってきたものではあるのだけれど。
開業してからもいろんな人に助けてもらった、もちろん今だって、でも誰かにぶら下がらずに、おれは今のおれを作ってきたんだ。この十何年間で。
それを人生と呼んでもいいなら呼ぼう。
 
blogには貼り付けられなかったので、意を決して、これまた人生初のyoutubeアップです。
撮影していただいたM叔父貴、サンクスであります。