だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#421 アニメ「少女週末旅行 第5話」観る。

少女終末旅行 4巻 (バンチコミックス)

 
録り逃した分は、今ならネットでちゃんと補填できるのだからほんとありがたい世の中だ。
 
こうやって滅びた世界をさまよってゆくロードムービーは好きだけど、
たしかにとしとってくると、バイオハザートとかマッドマックスの世界観より、
この日本的ワビサビもすこし入ってる(無常をそのままなんとなく肯定するというのでしょうか・・)なんかこのまま力抜けて動かなくなって息絶えてゆくんかなあvisionのほうが、好きかもなあ。
 
そんなわけで、ネットの方で観たんだけど、
進撃の巨人」の主題歌の「心臓を捧げよ」には、なんかちんちん萎えちゃうような印象だけど、
こちらの怒涛のドラマを若い人たちはどんな心境で見てるんだろうね?
だって人類の存亡をかけて志願して巨人と戦うんだよ、殆どのソルジャーは食われちゃうのにねえ。
お前志願できるか?
生え抜きの上官のソルジャーたちでさえ、「戦うのをやめるまでは決してオレたちは負けてはいないんだ」という崇高な理念の傍らから、
えげつなく巨人に食われて崩壊して犬死してゆくのを、
たとえアニメとはいえ眺めるのは、これもションベンちびりそうになるくらい怖い。
そうなんだよね、「死」の前に、巨人の口の開けた口みたら、おれなら脱糞して発狂するね。
 
それでも「死」から逃れるすべは、巨人がいようがいまいがあらゆる人に等しく降ってくるという恐ろしい事実もある。
比較してもしょうがないけど、「バイオハザート」でゾンビにやられてあっけなく死んじゃうローラの100倍くらい悲しく惨めなくらい怖い。
カミカゼで死んでったサムライソルジャーが突っ込んでく時ナニを思ったかなんてもう誰も知らない。
ここでおれがいいたいのは、あらゆるもののジ・エンドは「死」だというその抗いがたい事実だ。
話がそれた。「死」の話じゃない、巨人に食われて死ぬのは怖ぇえなあってそれだけの話しだった。
 
ほんとあのアニメは容赦なさすぎる。
日本人はなんであんなもん作れるんだろうね。
それが今度NHKで放映されるって、どうなってんだ?
 
その一方での「少女週末旅行」だからなあ。
 
でもそちらのアニメも最終話までは観てないんだけど、きっと「希望」に満ちたエンディングなど存在しないのではないかと薄々予想している。
(まだ観てないので、ネタバレさせないでくださいね^^;)
 
終末といえば、先日見た「デビルマンcrybaby」なんてもろハルマゲドンだもんなあ。
 
滅びゆく世界のゆるやかな日々を描いた芦奈野ひとし先生の「ヨコハマ買い出し紀行」という名作、
あれもまた読みたい作品だなあ。
 
そういえば、「それ町」の石黒先生の新作の連載が始まったそうな。
こちらも楽しみだなあ。
 
やっぱりなんのかんの言ってもマンガとかアニメはいいなあ。
 
たわいのないひとりごとでした。