#97 とりあえず最近読みなおしたマンガどものことなど
お盆はそれなりに外来が休みになったので、透析業務の傍らで、溜まっていたいろんなことを片付けたりした。まあ当然それもすべてではなく、累積していく赤字のようなものも残るわけだけど。
そんな中で読んだ、若手の漫画家たちの2作品を。最近の若手の完成度ったらなんだろうね。すごいもんだ。多分われわれが彼らと同年代の時のセンスよりより洗練されていると思われる。うんちくとかも多いしね。でも彼らが一生の仕事として漫画家を選んだのは素晴らしいことだけど、これから彼らが、手塚治虫先生や、石ノ森章太郎先生や、永井豪先生みたいにやってけるのかと思うと、彼らのほとばしる才能とは全く関係なく、みんなの好みが浸透と拡散しているがゆえに、どうなのかなあと思ってしまい、それでも頑張ってほしいなあフレフレ若者、と、ぼけた頭でエールを送るのであった。