だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#367 ちょっと勉強が続いた。

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ちょっと勉強が続いた。
 
土曜日は、夕方から「愛媛県泌尿器科医会」。
座ったら横が教授だった。あらら。
特別講演は、男性不妊を広島でされている開業医の井口先生。こんなすごい人がいるのだ。
一般演題もロボットとか内視鏡手術が多い感じで、自分たちはなにもディスカッションできず、辛い感じだけど、まあこれが開業医の現実というものだ。
大学勤務時代、豚の腹腔鏡の研修に行った時代はすでに遥か彼方になった。
そしていつか医学の進歩についていけなくなったロートル開業医は、そっとfade outしてゆくのだろう。
人知れずにね。
まあ、いろんなものにだんだんついてけなくなってるのは、なにも医学に限ったことでもなく、ある種しょうがないことではあるんだろうけどね。
 
日曜日は、昼から愛媛大学医学部看護学科で「えひめ排泄ケア・第2回中予地区勉強会」に出向く。
新しい道路ができてから重信も若干近くなった。
それでもGoogle mapで調べたら16.0kmあった。やっぱり遠いよなあ。
会場わからず、学内ウロウロしてたら、ちょうど医学部の受験で、そういえばリュック背負った若者とかいるわ。
食堂覗くと多分父兄と思われる方たちがややどんよりした顔つきで座っている。
自分がここに面接に来たのは、1981年のはじめで、前年の12月8日にジョン・レノンが撃たれて死んだのだった。
その頃の西も東もわからなかった小僧が、こうしてどっぷり太って、ここにいますよ。
・・と、だれにともなく呟いたわけでもないけど、なんか感慨を覚えたりする。
で、会場にたどり着くと、いきなり座長をふられる。
開会までに資料を一生懸命読み込んで、なんとか50分の持ち時間を乗り切る。やれやれ。
症例報告は2つだったけど、かなり詳細に作り込まれた資料で、取り組んだスタッフの真摯さがうかがえる素晴らしいものだった。
医学の発表はこうなってこうなった、では考察、みたいなのが多いけど、
介護の世界では、関わる利用者さんが亡くなるとかじゃないとゴールはなく日々の排泄ケアに関する介入は続いていくわけだけど、大変だけど、まあそれは人生とイコールだからね。
お疲れ様でした。
二部構成で、「認知症の生活障害(排泄)へのかかわりかた」のワークショップが続いてあるけど、途中で退席させて頂く。
 
二日間勉強したということは、二日飲みに行ったということでもあるわけで、
まあ久々にいろんな場所に行けて楽しかったなあ。
土曜が懇親会含むと5ヶ所、日曜日は2軒でした。
死んどる今日の日であります。