だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#308 泌尿器科の社内講師を引き受ける気になったのはいいけれど・・・・

 
久々に社内講師を、義理と人情とかその他なんやらで、引き受けようかなと思ったりしました。
ああゆうのって、新しい知見がネットやら雑誌やら新聞やらで溢れてる世の中で、
おれみたいなしょぼい開業医の話聞いてなんのメリットあるのかな、
製薬会社の囲い込みじゃないんか、とか、
まあいろいろ考えるわけなんですよね。
 
暑い季節だしね。
 
それでもない知恵をひねるわけですよ。
 
そんなシチュエーションでともかく、提示できるものがあるとしたら、自院ので臨床データくらいしかないと思います。
でもそれだって詳細に学会発表用とかにデータとってるわけではないしなあ、
日常の臨床は戦争みたいなものだからね、瞬時に判断してそれを反芻するまもなく、次の患者さんを呼び入れんとイカンのだからなあ、でもやってきたことの傾向くらいは言えるんじゃないの、とか、至って安易な結論に至るわけであります。
 
実際日々の実臨床の繰り返しの中で、発表を考えるのは至難の業です、はっきり言って。
そういった方面の脳みそはとっくに後退してるしね。
お前、遊んどるやろと言われても、それとこれは話が別です。
精神の均衡を保つためにはいろんな営為が必要なんですよね(得意の言い訳)。
若いスタッフには口を酸っぱくして「発表、発表」と言い続けて、奴らはそれなり以上の成果を出している(出しているのが一部の人間だとしてもまあそれは会社の利益を生み出している人間は上位の20%であるというあの法則通りなんだから、仕方ないといえば仕方ないんだけど、誰かさん風に言うと、どんなヒトでも世界にたった一つの花なんだったら単なる徒花になるなよとおれはいいたいね、やっぱり。)わけで、それはそれですげえことだし、それが結局自分の病院のレベルアップやモチベーションアップにつながっていると信じたいんだけれど、
そんな中で自分はというと、研修医時代とか、大学勤務時代はそれはそれは一生懸命ペーパー書いたものだけど、今は、酔っ払って似顔絵描くくらいが関の山ですね。
先日も、一開業医の先生から、英語の症例報告が送られてきたり、泌尿器科の開業医の先生がOABの本書かれたりと、すごい展開を目にするのだけれど、自分にはとっても無理。
 
なので、引き受けるとしても、こういった社内講師くらいとか一般泌尿器科の話題って感じですかね。
(だから、先日、看護雑誌に書いた「高齢者の排尿管理」には苦労しました。)
まあそれでも性懲りなく引き受ける気になるのは、自分の知識欲を満たしたいという、なんだかサガみたいなものがまだくすぶっているんでしょうね。
 
今回それで自分に課したお題は、
 
先日このblogにも書いた「Workflowly」というWeb上のアウトラインを用いて、コンセプトをねり、
まあ例によってExcelでデータベース(本来はGoogle documentで行きたいんだけど、やっぱりExcellのほうが多少とっつきやすい)を作り、
最後はEvernoteで書こうかな・・ああスライドなんで、Powerpointの方かなやっぱり??
という、自分の方も転んでもただでは起きんぞ方式のITを屈指した仕事術というものにもう少し踏み入ってみるよ的なものなのである。
 
それがそれが、
 
海の日」の本日に、電子カルテひらいて、そこから患者さんの情報打ち込もうとExcelひらいても、計算式の関数とか、リスト入力とか・・・全部忘れちゃってるよ・・という焦りまくりで、すでに2時間でヘロヘロの午前だったわけですよ。ああ、疲れたなあもお。
 
続く?かも。