昨日は「おゝたき」さんの7周年で飲んだ。
店ができてもう7年か。そりゃみんなとしとるはずだ。
「雪雀」の振る舞い酒をMaiちゃんに作ってもらって、ぐわしぐわしといただく。
料理は相変わらずの絶品続き。目が点の連続。
というわけで、飲んだり食ったり飲んだりだけど、
健全か不健全か、ともかく、人間は週に一回くらい壊れんといかんなあ。
特にこんなコロナの季節にはなおさらだよ。
とりあえず手っ取り早いのはこうやって飲みにゆくことだ。
そして飲みにゆくことは、究極、人に会いにゆくことだ。
ちょっと裏通りは、あかりが灯ってなかった。
メインストリートの大街道のラーメン屋も、コロナ収束まで休業と札がかかっていたりした。
なんだろうねこの閑散ぶりは。
でも、足を伸ばした街のハズレには知らない店ができて、ひっそり明かりが灯ったりもしてるし。
とにかく、そんな通りで4軒の店を堪能したんだ。
色んな人と触れ合って、理解できるわけもないけど、また会おうねって手をふる。
彼らには彼らの生活が、そして、僕らも僕らの日常に帰ってく。
またあおね。あえたらいいけど、あいにいこうっていう意志がいちばん大切なんだ。
あっこちゃん(矢野顕子師匠)のうたにあるよね。
「義なるものの上にも不義なる者の上にも」静かに夜は来る みんなの上に来るいい人の上にも悪い人の上にも静かに夜は来る ほら みんなの上に来る
ごはんがたけたよ。
人間は血の詰まった袋で、さよならだけが人生かもしんないけど、ね。
そんなわけで、久しぶりに、隣りに座ったあんちゃんの絵も描かせてもらった。
小皿を借りて、水彩で簡単に色もつけてみた。
久しぶりだね、「酔っ払い画伯」!
つらいことばかりあるなら 帰って帰っておいで泣きたいことばかりなら 帰って帰っておいで・・・
「おゝたき」さんは、「帰ってく家」にかくしてなったのでした。