#249 1年ぶり、DENONのアンプとwirelessプロジェクターを設置する。
*今回は自分用のメモみたいなエントリーです。
1年過ぎて、自宅にようやくDENONのアンプとwirelessプロジェクターを設置する。
この1年はテレビ無しの生活だった。
どうしても必要なときには、家人のものを拝聴させてもらっていた。
みんな知ってるんだろうか?
DVDもBlueRayになった。
4Kもままならないのに8Kとか16Kとか言われてる。
(それにしても泥だらけの東京五輪ではあるけれど。)
でも、世界の趨勢はstreamingで、11月には新しいAppleTVも出るし、Amazonプライム会員向けのビデオ見放題サービスも始まるという。
いつの間にかフロッピーディスクだってなくなったしね。こないだ見たNHKの「サラメシ」では、西陣織の機械のデータ出力は未だにフロッピーで、それをUSBメモリに書き換えてるところだと語られてた。新しい技術とか企画が出るからといって、古いものがそうそう簡単に駆逐されるわけではないのである。だから我が家には相変わらずLPもあればカセットテープもあるし、ずいぶん処分したもののVHSテープやらあのでっかいレーザーディスクだってあるのだ。
でも、新しい物に関してはやっぱり浦島太郎状態であることには変わりない。
昔はそれなりに、AVAC(有名な東京の量販店)の通販サイトなんぞ見て、ちょっとマニアを気取ってAVアンプを購入したものだ。それだって十数万くらいのものだけどね。でもその当時は大金だった。その頃にはデジタル信号は多分なく、赤と白の音声入力と、黄色の映像ケーブルがメインだった。その後でS端子なるものが出て、D端子とかコンポーネント端子が出てきたのだと思う。
家を建てた時に念願のオーディオルームを作った。完全ではないけど、それなりに壁の中には吸音材を敷き詰めた部屋だ。その時に、専門の業者の方にある程度丸投げして、機器も揃えた。その時のAVは、だから殆どがコンポーネントとかS端子とかで止まっていた。
その直後にHDMIという映像と音声を高品質のまま送る規格が現れた(らしい)。D端子はアナログで、HDMIはデジタルだ。それが今主流なんだろうけど、それだってどうなるかはわからないけど・・。
なんでこんなことを書くかというと、
思い起こすに、1年前の8月、プロジェクターで新しいスーパーマン映画「Man of Steel」(2013)鑑賞中に、AVアンプが飛んで、映像も音も、ぷつんと途切れたのであった。
簡単に修理することを考えたが、その時調べて世の中の規格が上記のように格段の進歩を遂げていることがわかったので今更のように悩み始めた。
そんで、その頃世の中のマニアで流行り始めた「ハイレゾ」も含めて考え始めちゃったもんだから、迷走が始まるわけである。
壁の中を配線が走っているので容易に交換できない。規格はほぼ変わっているので、アンプを買い換えると、古い規格のものとの接続が一部困難になる、etc。
そして、AppleMusicの出現でなんとなく「ハイレゾ」熱が冷めたのと、いろいろ調べてワイヤレスのHDMI転送を見つけて、これで行こうと肚をくくったところから機器選定の方針が見えてきた。
たまたま空き時間に行ったエディオンさんで、なんとそのワイヤレス転送の実機を見つけてしまったのだよね。それで無理お願いして、実際に視聴させてもらったのが、今年の夏くらい。で、音声と映像の遅延を自分はほぼ感じなかったことから(ネットではそれを指摘されている方も少なからずいた、なんせ優先ではないので、些細なズレは生じるのだどうだ)、これで行こうと決めたのだった。
昨日、ほぼ1年ぶりに、プロジェクターを投射して「Man of Steel」を観た。なんだか力がみなぎってくるのを感じたくらいだった。wairelessの画像は感動モノですよ!線なしでちゃんと飛ぶんだもんなあ。
TVのない生活が1年位続いたわけだけど、それなそれでよかった面もたくさんあった。自分みたいにTVを見ないヒトでも、やっぱりTVというメディアに縛られていたんだというような無意識下の呪縛に気づいたのはよかった点だ。
問題は全て解決されたわけれはない。
昔ながらのプラズマTVに映像信号が受渡されないので、TVの画面はブラックのままであるのだ。これをどうしてゆくのかが残された課題だ。
HDMIの新企画「2.0a」も発表されたらしい。これがハードだけのバージョンアップなのか、ケーブルまで及ぶのかも素人の自分にはわからない。
確かに、スマホ使いこなせんシニアの気持ちもわかるよなあ。だってスマホなくってもわしゃ困らんもんねえと言い切ってしまえば確かにその通りなんだから。
ま、やりますかね、もうちょっと。