だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#403 いの町(高知県)で買った和紙ではがき絵を描く。

 
もう随分前なので忘れてしまったけど、今年の7月に家族旅行で高知県に訪れた。
吾川郡いの町というところに、「いの町紙の博物館」というのがあって、そこに連れて行ってもらったのだ。
何でも和紙が盛んな頃にはずいぶんと栄えたらしく、
元をたどると、平安朝時代にあの紀貫之が土佐の国史として赴任したときに製紙業を奨励したとも言われているらしい。
すごい街が全国各地にいっぱいあるのだ。
きっと他にもたくさんあるのだろう。
そこで和紙の紙漉き体験もさせてもらった。
自分の手作業でドロドロの水みたいなものから和紙ができるのはなかなか感慨深いものだった。
 
その興奮からか、博物館で「第11回全国土佐和紙はがき絵展」の応募用はがきを買った。
5枚セットで、その葉書に絵を描いて応募するというものだ。
ずっと置いてあったんだけど、締め切りの12月が迫ってきた。
色々考えて、単色だけではなく色を載せようとかも考えた。
水彩色鉛筆とかも考慮してみた。
 
(何週間かの時間経過)
あ、あかん・・すすまん。
やはり構想だおれで、
やはりこれは一発描きしかないだろ、
飲みに行った時しかチャンスはないぞ、と、
いつものごとく美女たちの横に座らせてもらって、一晩で10枚ぐらい描かせてもらった。
宿題をする学生みたいなもんですな。
その中から5枚を作品に応募するわけです。贅沢な宿題場面だなあ。
モデルになって頂いた皆さんありがとうございました。
 
いやー、
それにしても(一晩でいつもたくさん描いてはいるけど)、
この時は応募用のハガキに直接描きで失敗は許されないので、
ただでさえ高いテンションが、さらに上がりましたねぇ。
 
なかなか自分なりには良い作品だと思います。
ただしはがき絵展の応募作品のレベルはそれの数十倍も上なので、入賞する確率はゼロに近いんですけどね。
まあこういうのはやることに意味があるんでね。
 
応募、応募。