だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#622 たまには泌尿器科の話を

泌尿器科医としては、粛々と日常をこなすだけで、毎日そんな奇跡のようなことが起こるわけではない。
泪が毎日溢れるわけでもない。
イエス・キリストだって毎日道端で奇跡起こしてたわけじゃないだろ。
ブッダだって毎日橋を建立してはいないだろう。
でも、自分はただのチンピラ開業医なので、油断をしていては寝首かかれてすっ飛んでいくだけだ。
だから、病院にいる間はテンションmax(のつもり)だ。
 
仕事の話なんざ面白くもないだろうが、昨日は冷汗かいたのでちょっとだけ。
 
冷や汗をかいた診療行為に関しては、
以下延々と描いてみたのだけれど、個人情報もあることだし割愛するけど、・・・
 
 

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*カットした内容の代わりの落書きですかね。
 
 
ただ良かったのは、うちは同業者2人で開業しているわけだけど(泌尿器科と内科、そしてアルバイトの先生方)、
こういった話をすぐに理解してもらえるのが同業者の1番良いとこだと思う。
 
朝同じ家を違う時間帯に出て、同じ病院に入り、診療所内の別の場所で時には一日顔も合わせることもなく診察する。
でも二人は同じ診療所内の泌尿器科であり、内科であるんだ。
自分の診療における苦労が、診療科が違うとはいえ共有できるのはホントありがたいことでしかない。
 
開業医なんて傭兵みたいなもんだ。
殺されて消えてしまえばそれで終わりだ。
なくなったら必ず次は現れるのだ。どんなに偉い先生でも滅したらやがて忘れられてゆく。病気は待ってはくれないのだから。
そして何事もなかったかのように時間はまた動き始めるのだ。
 
それでもいい、そんな日々を粛々と生きてきたつもりだ。
でもわかってくれる人がそばにいるのは嬉しいことだ。
どんなにクレバーでも一人で悟ったように生きてゆくのはつまんないことだ。