朝から朝日新聞をじっくり眺める。もう少ししたらコロナの集団接種に出かける。
これから毎週のように、休日がそれに当たられている。
世界の先は読めない。でももう少し、自分でありたいと思いながらもがき続けることには変わりはない。そんな朝。
9・11から20年経ってアフガンから撤退したアメリカのこと、日本の総裁選のこと、コロナの第6波のこと、テニスのカナダの19歳の女の子(レイラ・フェルナンデス)のこと(最近彼女の新聞記事を見て絵を描いたのだ)。死んだご主人で作家である藤田宜永のことを1年間連載した小池真理子さんのエッセイのこと(自分も毎週なんとなく読んでいた。これが喪失と付きあう一つの方法だと思った)。
TVを見ないので、ニュースにも世界にも鈍感だ。
読み遅れた新聞やら、ネットの片言記事で脳みそを補填しているだけだ。
それでも十二分に脳みそは沸騰している。
コロナで2w自宅待機した不安を、タレントの小山慶一郎さんが書かれていた。
彼はこんなふうに書いた。
こんな体験は初めてでしたが、心がふさぎ、どんどんよくない方へ考えてしまって。書かずにいられなかった。(略)メモを書くことで救われました。
メモは今も続けています。書くことですっきりする。でも読み返しません。その日の気持ちをはき出しているだけなので。
もともとソロキャンプが好きですが、コロナが終息したらキャンプに行き、ノートをたき火で燃やそうと思います。それを見ながらお酒を飲んだらおいしいだろうな。