泌尿器科の勉強をあまりしないことがない昨今です。
61歳で専門医を更新したところだから、もう次の専門医はいいのかな、いやいや世の中どう転ぶかわからないぞと、なんだか中途半端な感じです。
勉強しとりません。
でも、「Wao！」と思ったのでちょっとメモしておこうと思います。
前立腺がちっちゃいのに排尿症状が強い人がまあまあいるわけですよね。
結局人には、大きいからって悪いわけではないんですよね、とか適当なことを言ってますけど、
それを裏付けるような文献が見つかりました。
（契約昔基幹病院に勤めている時みたいに自分で英語の論文を読むわけではないので、 MRさんが依頼している日本語訳したレビューをたまたま時間があるので見るだけの話なんですけどね。）
これは 2022 年の論文で、「前立腺が小さい患者における下部尿路症状 ： 平滑筋の増殖と石灰化が原因で飲酒と考えられる」という風なタイトルになっております。
前立腺肥大で手術された患者の組織学的研究に基づいての論文です。
確かに平滑筋組織が多いということは明らかに出にくいということなのかな？
BMPー2というマーカーについてはちょっと想像がつきませんが、こういう臨床に即した研究がやっぱりそのうちには興味あるんですよね。
ということは、やはり排尿障害ありきの蓄尿障害なのかな？
えーと、パキスタンの大学の論文ですね。
2022 年 John Willy &Sons Australia,Ltd.
ありがとう杏林製薬さん！
