だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#612 しんすけsキッチン グリルパンで肉を焼く

f:id:ulala_roo:20201103134801j:plain

ステーキ
 
料理に関して、最近は以前ほど綿密な下調べとか計画を立てないようになった。
当然時間がなくなってきたのもあるし、 以前ほどそういったものに 興味がなくなってきたのかもしれない。
 
伝説の家政婦という「タサン志麻さん」という人がいる。
彼女の生きてきた履歴みたいなのを読んでいると、やはり途方も無い実力のある持ち主だった。
彼女のレシピ集を単に眺めても何かが浮かぶわけではない。
だから購入もしてない。
彼女がその家の冷蔵庫にあるものを利用して 錬金術師のように 料理を生み出す素晴らしさに 共感できるような気がしたのだ。
 
そんなわけで、その場にあるものにちょっとプラスしてその場で考えるというような方針を取るようにしている。
とりあえず冷凍庫の牛肉の赤身肉を解凍して、それを中心に献立を作ろうと思う。
 
ストウブのグリルパンがまだうまく使いこなせておらず、焼き目をつける実力が自分にもないので、それを使って何かをしようぜ、ということで、カブを半分にして焼きながら うーんと唸って赤身肉のステーキを作ることとする。
 
肉を三等分して、側面とか、頭とかしっぽの狭い面にも焼き目をつけてゆく。
そんで一番広い面を焼いて、
「おゝたき」の大将がやってたように、アルミホイルに包んで休ませる。
パン切りナイフでスライスするが、中が赤いのはグレートだけど、もう少しだけ火を通したい感じだ。
でも自分なりには60点。これ以上加熱すると火が通り過ぎてしまうからね。
 
大粒の塩とわさびでいただく。
これだよこれ、
いわゆるソース系だとソースの味とか、焼き肉風になっちゃうからねえ。
 
もやしのカレースープ
かぶとさんまの和え物サラダ
カブのソテー
赤身肉のステーキ
ワイン(ピノ・ノワール
 
普通の日としては、結構ごちそうになりました。
 
ーー
あとで勉強したら、赤身肉を霜降りみたいに焼くと硬くパサパサになってしまうので、焼き目には砂糖の力を借りるのが良いと書いてある。
( 10分ほど肉を常温においてから、表面に砂糖をちょっとだけ振って、続けて塩をふるのだそうな。三温糖とかの方が良いと書いてある。 普通の上白糖だと甘みをストレートに感じるので少なめの方がいいとも書かれている)
焼き時間を短くして、それで肉の中まで温度を通すには余熱を使うのがいい。
自分もやったように、アルミホイルに包めばオーブンで仕上げるシェフの技を再現できますと書いてある。 なるほどね。
自分は焼いた肉を外に取り出してからアルミホイルで包んだけど、
火を切ったまだ熱いパンの上に、ホイルで包んだ肉を置いて、パンの余熱で向きを変えながら4−5分おくと書かれていた。今度やってみようかな。
 
 

f:id:ulala_roo:20201103135043j:plain

ちょっと焼きすぎたかものカブのソテー



 

f:id:ulala_roo:20201103134830j:plain

フランスのワインだそうです。



 

 
お砂糖で?!お肉をやわらかくする方法 | 駒屋の平兵衞さんが紡ぐ砂糖物語

 

#611 さらば、ワカメ(森川正太さん)!

俺たちの旅」のワカメ役の、森川正太さんが亡くなられた。
 
胃がんだったそうだ。67歳。
やっぱり早すぎる。
 
中村雅俊(カースケ)の「俺たちの旅」は、岡山の田舎の少年のバイブルだった。
いや、きっと全国の少年のバイブルだったと思う。
みんなカースケになりたかったんだよ。
そして、ジョン・レノンオノ・ヨーコに出会ったように、自分の洋子(金沢碧)さんにいつか巡り会えると信じていたんだ。
 
本編が終了してから10年区切りで単発特番が作られてたけど、
あれは、時間を減るたびに色あせていった。
カースケもオメダもグズロクも、色あせたフレームの中から出られないままでピエロを演じている、そんな印象だった。
その特番にワカメは出てたのかなあ?
 
とにかく黙祷だ。
 
ワカメさん、万年予備校生で東大を目指すあなたのあのドテラ姿は、高校時代のオレの隣にいつもありました。
あなたを真似たわけではありませんが、
自分も、あの京都の陽の光も当たらないようなもう取り壊された明治の紡績工場(?)を改築した東山寮のを4人部屋で浪人して、
それでもだめで、ゆりかもめの滑空する上賀茂のゴキブリの徘徊する汚い部屋で、これまた野郎4人でまた一年を過ごして、
なんとか、この愛媛の地に大学生として潜り込むことができました。
 
最後のスペシャル「三十年目の運命」(2003)では、みなさんもう50代になってましたね(グズロクはもっと年上だけど)。
 
でも、はやいもので、それからもう17年経ったんですよ。
 
(現実世界の)ワカメは死んじゃったけど、他の3人が(少しでも)元気で「俺たちの旅」を続けてくれてるといいなと思います。
だって、
あの頃少年だった自分たちにとって、
どうころんだって、カースケはカースケだし、オメダはオメダだし、グズロクはグズロクで、それ以外ではありえないのですから。
 
そして、これからも「俺たちの旅」は続くのです(テロップ風に^^)。
 
また会う約束などすることもなく
それじゃあまたねって別れる時の
お前がいい・・

 

youtu.be 
2020/10/14 追加です。 
昨日、かすみちゃんに指摘されて、「私はその頃小学生だった」と言われました。
よくよく考えるに、
俺たちの旅」リアルタイムで観ていたので、1975年と書かれているので、15歳だなあ。
そしたら、中学の終わりだなあ。
どっちにしても、まあそれなりにひねくれながらも、純朴な田舎の中高生だったんだろうなあ。
以上追加でした。

#610 らくがきAR(iPhoneアプリ)

 

f:id:ulala_roo:20201012134144p:plain

 
最近よく YouTube を見る。
 
ギターのいろんな疑問とか、それから新しいガジェットのことなんか、本当に情報は探せば見つかるものだ。
若い人たちが YouTuber を希望される気持ちも分かる。
でもこんなに情報が溢れていると どれをチョイスしているか全くわからないなあ。
いたずらに時間が過ぎていくのも確かだ。
一体全体みんなどうしてるのと途方に暮れるのは年取った証拠だなあ。
 
そんな中で このアプリを見つけた。
「らくがきAR」
 
アニメ動画はストップしたままだけど、これなら自分の描いた絵をランダムではあるが動かせることができそうだ。
なんとか暇を作って、アプリをダウンロードして、
それでいつも描いているユニクロのチラシシリーズのための絵を「Procreate」で描いてみる。
お~動くじゃん!
感激して、動画まで作ってみる。
こちらはiPhoneiMovieを使う。
モノクロコミック調にしたらよりアニメ感が増したように自分では思うけど、自画自賛ですね。
まあ見てやってください。
 

https://www.instagram.com/p/CGMZIfVD6X8/

 動画無理そうなのでリンク貼っときますね。

https://www.instagram.com/p/CGMZIfVD6X8/?utm_source=ig_web_copy_link

#609 From me to you(The Beatles)

ギミ・サム・トゥルース.(完全生産限定盤)(2SHM-CD+Blu-ray)

 
2020年の冬は、ジョン・レノンの生誕80周年だ。
それでなにか新しいアルバムも出るらしい。
 
ジョンが生きていれば80歳なんて信じられるか?いや結構信じられるかも。嫌味なじじいになってつべこべ言ってるかもね。
 
ビートルズが存在しなかった世界で、
ビートルズを知っている若者が次々にビートルズナンバーを奏でてそれは世界中に興奮をもたらしていく、という「イエスタデイ」という映画を一人で映画館で見た。
あの映画の中で、 その世界ではビートルズにならなかったジョン・レノンを探して会いに行くシーンがあった。
まさにジョンがミュージシャンにならずに生きていたら、フィッシャーマンとしての人生を経て、こんな感じになるだろうと言う そんなジョン・レノンだったんだ。
 
 
我々のバンド「karen;re」でも細々とビートルズナンバーをやっている。
「I want to hold your hand」「Hard Days Night」「Let it be」。
先日のスタジオ練習の時、ふと口ずさんで出た歌をやろうということになって、探してもらってみると「From me to you」というう やっぱり初期の曲だった。
これは コードが c である。
 
そんなんで、とある日曜の昼下がり、
ネットに載っているコード譜とかを見ながら楽譜を作っていく。
楽譜を作る作業というのはすごいめんどくさいんだけど、それを作ることによって色んなことがインプットされるので、やはりこういった作業を続けていかなければ、素人の自分なんぞはダメなんだろうと思う。
でもCから 転調していつのまにか戻るこの感じだけでもかなり素晴らしい。
さりげなく作ったとは思えない完成度だ。
 
そんなふうにビートルズはまだまだ我々の前にそびえ立っている。
でも本当はビートルズをコピーするのじゃなく、ビートルズを自分の中で消化して昇華しなくっちゃいけないんだよね。
 
早く、「ロード・オブ・ザ・リング」オタク・ピーター・ジャクソン監督の「 let It Be 」がみたいね。
 

ulala-roo.hatenablog.jp

  

イエスタデイ (字幕版)

イエスタデイ (字幕版)

  • 発売日: 2020/04/08
  • メディア: Prime Video
 

 

#608 久しぶり「酔っ払い画伯」

 
昨日は「おゝたき」さんの7周年で飲んだ。
店ができてもう7年か。そりゃみんなとしとるはずだ。
「雪雀」の振る舞い酒をMaiちゃんに作ってもらって、ぐわしぐわしといただく。
料理は相変わらずの絶品続き。目が点の連続。
 
というわけで、飲んだり食ったり飲んだりだけど、
健全か不健全か、ともかく、人間は週に一回くらい壊れんといかんなあ。
特にこんなコロナの季節にはなおさらだよ。
とりあえず手っ取り早いのはこうやって飲みにゆくことだ。
そして飲みにゆくことは、究極、人に会いにゆくことだ。
 
ちょっと裏通りは、あかりが灯ってなかった。
メインストリートの大街道のラーメン屋も、コロナ収束まで休業と札がかかっていたりした。
なんだろうねこの閑散ぶりは。
でも、足を伸ばした街のハズレには知らない店ができて、ひっそり明かりが灯ったりもしてるし。
とにかく、そんな通りで4軒の店を堪能したんだ。
 
色んな人と触れ合って、理解できるわけもないけど、また会おうねって手をふる。
彼らには彼らの生活が、そして、僕らも僕らの日常に帰ってく。
またあおね。あえたらいいけど、あいにいこうっていう意志がいちばん大切なんだ。
 
あっこちゃん(矢野顕子師匠)のうたにあるよね。
 
「義なるものの上にも
不義なる者の上にも」
静かに夜は来る みんなの上に来る
いい人の上にも
悪い人の上にも
静かに夜は来る ほら みんなの上に来る

 

ごはんがたけたよ。
 
人間は血の詰まった袋で、さよならだけが人生かもしんないけど、ね。
そんなわけで、久しぶりに、隣りに座ったあんちゃんの絵も描かせてもらった。
小皿を借りて、水彩で簡単に色もつけてみた。
久しぶりだね、「酔っ払い画伯」!
 
つらいことばかりあるなら 帰って帰っておいで
泣きたいことばかりなら 帰って帰っておいで・・・
 

 

「おゝたき」さんは、「帰ってく家」にかくしてなったのでした。
 
ごはんができたよ

ごはんができたよ

  • provided courtesy of iTunes

 

#607 しんすけ’sキッチン ★ナスと肉のエスニックビール煮

 
タサン志麻さんじゃないけど、
最近は献立をきっちり決めるのではなく、
メインの食材をなんとなくイメージして、
それで買い物先で現物色々見て考えて、帰ってきてまた作ってるうちに変わるというそんな感じだ。
 
今は、ナスが好きなので、
島村楽器でのviolinのレッスンのあと、隣接したエミフルで「伊予長なす」を5本購入。
おつとめステーキを見つけたので、それとあわせることとする。
素材の味を引き出したかったので、ミートソースと言うかトマトソース風をやめにする。
作ってるうちに量的に家族三人ならこれで十分と判断し、付け合せのキャベツサラダも中止に。
料理作りながら、国産のジンを飲んだりしちゃうのだ。
そのうちに家人が帰ってきて、娘が帰ってくる。
 
【材料】
・なす5本
・2割引サイコロステーキ1000円分
・ズッキーニ1本
・しめじ大1袋
・賞味期限の切れたビール(料理用に残しているのだ)
・塩コショウ醤油
 
staub鍋にオリーブオイル敷いて、輪切りのナスを炒める。
少し柔らかくなったら重たい鉄の蓋をして蒸し煮、
適当に塩を追加。
更に柔らかくなったら、ズッキーニとしめじを追加してさらに蓋をして待つ。
柔らかくなったら隙間を開けて肉を焼く。
ビールを投入。コンソメキューブと醤油を追加。ビールは野菜が浸かるくらいまで。
蓋をして弱火で。
さいごに、胡椒とクローブフェンネルで風味を追加して、中華みたいに水溶き片栗粉で。
 
今日は赤ワインを家族3人で。
 
これはうまいわ!
 
P.S.
 
エディ・ヴァン・ヘイレン氏とレッツゴー三匹の正児氏に黙祷を。
二人はオレの青春の一翼を担っていた(この手のロックにはうとくってもみんな知ってた)。

#606 便座が割れた、、

 
院長室の便座が割れた。
ひびが入っていたのだけど、その状態で何ら不自由もなかったので放置していたら、ある日完璧に割れた。
 
ケツの右の部分がはまるあたりが真っ二つに割れているので、座る時にそちらには体重をかけないように気を付けなければいけない。
それでもやはり、きばる時にはきばらなければいけないのだ。
きばれないのは、またこれはこれでストレスだし、困ったものだ。
 
その状況で一週間ちょい粘っていたけど、やっと新しい蓋がついた。
本当はウォシュレットも 考えたかったのだけど 、ユニットバスで17年前の設備なので、電源も引き込まなければいけないしなあ、
そんな金のかかることをうんこのために・・と思って言わなかった。言えなかった。
なかなか快楽主義者になれないせこい自分である。
うんこのことなのにね。
 
たかがうんこ、されどうんこ、
うんこは日々の生活の糧で、健康のバロメーターでもあり、その人の人生の指標でもあり、人生の糧でもあるのにね。
 
そういえば、
「えひめ排泄ケア研究会」で、おしっこのことから派生して、うんこのことを色々教えていただいた、NPO法人・トイレ研究所のKATOくんは、
災害トイレやらいろんなことで幅広く活躍してるけど、彼はいろんな出先で、ストレスでうんこが出なくなることなんてないのかな?  
自分は、旅先とか、場所とシチュエーション変わるとすぐに便秘になるからねえ。
自宅のトイレにまさるものはなしです。
 
ついでに言うと、
結構寝たきりでオムツ排泄をされている方のバルーン交換に関わることが結構多いのだけど、
やはり便の調節が自力ではうまくゆかず下剤で調節している方は多く、自分の意志と関わらず 排便失禁があって、バルーン交換の時に大量のうんこと遭遇することはあるのだけれど、なかなか自分の下(しも)のことなのに、バルーンが入ったり、自分の意志と関係なくうんこが出たりと、なかなか人生というのは歳をとるとままならないものだというのが悲しいけど現実だし、我々医療者がいくらかかわっても、その人がコンフォータブルと思っていただけるような状態までもっていくことは難しいのが現実でもあり、そんな時、患者さんの亀頭を握りながら、オムツに付着した便を見ていると、なんだか急に悲しくなることもあるんだよ。
 
やっぱりうんことおしっこは大事だよ。
そしてオレはおしっこの医者だという現実をやはりこんなときにもう一度噛みしめるのである。
 
うんうん。
 
うんちはすごい (イースト新書Q)

うんちはすごい (イースト新書Q)

  • 作者:加藤篤
  • 発売日: 2018/11/10
  • メディア: 新書