#498 54歳からのピアノ その12 「ピアノの森」と、ピアノとカホンの発表会に向けて
TVアニメ「ピアノの森」 Piano Best Collection I
- アーティスト: V.A.
- 出版社/メーカー: COLUMBIA
- 発売日: 2018/06/20
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
土曜日は、診療終了後の午後3時から、スタッフと一緒に病院の周りの溝掃除とか草引きをした。
1年に1回の恒例行事で、薬局の先生も出てきて一緒にやった。
いやー、慣れないことをすると体中がぐったりするね。
その後雑用して帰宅する。
寝るまでの1時間で、録りためていたアニメ「ピアノの森」を見始める。
始めると止まらないよね、やっぱり。
アニメは第2部で、劇中では「ショパン・コンクール」が進んでゆき、登場人物たちのドラマが錯綜する。
カイくん、雨宮、パン・ウェイ、シム、アダムスキー、阿字野壮介、ジャンじい・・。
ーーーー
音楽も、絵も、天は悲しい事に「人」を選んで才能を与える。
選ばれないオレたちは、だからいくら努力したって、天才にはかなわない。
たとえ、天才が1%のひらめきと99%の努力だったとしても、所詮無理な話だ。
でも、それだから芸術を楽しめないのかというと、そんなわけでもない。
それなりに音楽やスケッチの方から、自分に微笑みかけてくれる瞬間もある。
だからやめられないのだ。
天才たちが、自分の音や描線を楽しんでいる、その時のそエクスタシーの瞬間にちょっとでも近づきたくて、自分もトライするのだ。
それは無謀なことなのかな?
意味のないことなのかな?
ーーー
さて、悲しい現実を直視してみる、自分のピアノの話である。
進歩面でいうと一番少ないのかもしれない「piano」なんだけど、
やはりトライせんことにはねということで、
「島村楽器」の発表会で、拙い演奏を披露することにした。
「豚のブルース」と「Fly me to the moon」だ。
途中で止まってもいい、でもそこでフリーズしないで、立て直して次にゆくことが今の精一杯の目標だ。
一ノ瀬海くんみたいに、自分の「音楽」と呼ぶには程遠いけど、それが今の自分の精一杯だ。
これも粛々とやってる「カホン」では、
山本リンダさんの「どうにもとまらない」を先生と一緒にプレイする。
リズム楽器ってやつは、確かに太古からあるだけあって、リズムがハマるとあれはホント「エクスタシー」だね。
音楽を初めて、ビートになかなか乗れずに、悶々としていた自分は、ある日楽器店で、ドラムの先生の背中に手をかけていったのだ。
「リズムが学びたいんです」と。
その時の自分だけは褒めてやってもいいかな^^;