だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#701  コロナの講演会を聴く。

*春の県展にエントリーした家人の絵をやっと観に行きました(2023/04/21)。
 
とても偉くとても尊敬できる泌尿器科の先生が言ってた。
引退したら 自分が手術を教えた弟子たちの病院を一つ一つ 回って、彼らの手術を見学したいのだと。
・・という風なことを 言われていたのを今思い出した 。
 
彼の 弟子は 愛媛県中にたくさんいる 。
自分は直接指導してもらったわけではないが、彼のことを尊敬している 。
でも じゃあ そんな自分には何があるのかと聞かれると即座には返答できない。
自分が医者として そんなに 大したものではないというのは自覚している 。
 
このちっぽけな 愛媛で、伊予医師会というところに所属して いて、
初めは 全く関わり合いになりたくなかった医師会活動というものも それなりにはしている (まあそんなにはしてないですけどね )。
だから医師会活動に がっつり 取り組んでいる人たち (本来の業務だけでも忙しいのに、経営もしながら医師会活動もして 地方の 自治体とも絡んで取り組んでおられる んだよ)は尊敬に値するなあ。
 
このコロナの 予防接種が始まって、 診療の合間に 集団接種に 出てこられる 先生たち、 それも自分より年上の先生たちに 交わることがまたできて よかった。
本当に地道に頑張られている先生たちの姿を見て、自分のことを 振り返ってみたりもしてみると、60歳超えてるのにまだまだ自分は若造だ感を拭えないのがちょっと嬉しかったりもする。
 
だからと言って 遊ぶことをやめようとは思わない。
自分には自分のやり方がある 。
遊びをせんやと生まれけん という言葉が やはり強く 残っている。
 
平家は 滅した。
琵琶法師は その物語を哀切に語ったのかもしれない。
だけど、遊びをけせんとや 生まれけん という言葉は真実だ 。
アリとキリギリスという言葉だってある。 アリがえらいのが キリギリスが偉くないのかというような例えはもう 現代では ふさわしくないのかもしれないけど、やっぱり キリギリスに なってみたいよね、 という考えは 、歳を取ってから本当に どんどん強くなっている。
だって いつも言うけど先は知れてるんだから。
どうせ 灰になって 風に吹かれて 全てが消え去るだけなんだから、 だから自分のやれる範囲で遊んでみたいよね。
力の限りね。
 
今日は2時半から5時半まで 県の医師会主催のコロナが5類に移行してからのいろんなことに関する講演会だった。
2時間の予定が3時間になって結局最後まで聞いてしまった 。
ここでもやはりコロナ 医療に携わって 地道に活動している達がいる。
そんな人たちの話を聞いて 頭が下がる思いだ。
医療は医療だけで完結しないし、 確かに 国としての施策も大事だし、 コロナは自分のちっぽけな 診療所で完結するものでもない。
自分もその医療に携わって生きている。
そして医療の進歩とワクチンの進歩がコロナをここまで 平坦なものにしてきたのだ。
でもさらに新しい感染症が出てくるだろうし 、感染症と関係なく世界は混乱と暴力と憎しみに満ちているし、 戦争は決して終わることないだろう。
 
まあ そんな感じの 戯れ言 です。
 
お疲れ。