君のいないベッドで
君の寝息が聞こえたような気がした
耳を澄ませると
寝返りの音まで聞こえてきたよ
窓の外では細かい雨
天気予報はよく当たる
あの街 布団の国で君は 今どんな夢の中
Bossanovaのリズムに乗せて
センセの低い声が異国の演歌を歌う
だからその日から
ボクにとってbossaは都会のbluesになった
この国のblues
あの国のblues
ボクのblues キミのblues
もう誰も待つことはできそうにない
だって 雨は本降りになって
キミの声もボクの声も聴こえない
そもそも誰が誰なのかわからないんだけどね
耳を澄ませたら
目を凝らしたら
明日が来るといいな