#733 からあげと「ひまわり」(しんすけsキッチン)
昨日もなんのかんの言って仕事が簡単に終わるわけもなく、
それからまた夕方エミフルで食材を買って自宅に帰ったわけですけど、エミフルは人がごった返してましたね。
もうお盆の終わりの感じかな?
まぁ台風は大した事なくてよかったのだろうけど、ね。
前日にとにかく唐揚げと宣言していたので、
唐揚げとレタスと、
ピーマンをそのまま黒焦げになる位まで魚焼きグリルで焼いて焼き浸しにすると言う油を使わない手法。
そしてStaub鍋で小さいジャガイモ蒸して(油なしの手法ね)アンチョビ絡めるというシンプルなもの。
ビールと日本酒で家庭内宴会は続くのですが、
その前にジンを飲んでたのでちょっとほろ酔い気分で料理しました。
「もう飲んでる」と家人に言われましたけど、
「仕事終わったし、5時すぎてるしいいんじゃねえ」と自分に言い聞かせて氷多めのロックです。
日本のジンもいけるよなあ。
うちの犬も暑いけど元気そうでよかったよかった。
やっぱりこの日になると、戦争の事とか、なんだろついでにと言ってはいけないけど、先祖というか、俺の前にいた人類のことを考えるんだけど、それもあってなのかの、ソフィアローレンの「ひまわり」だったわけです。
お酒のせいで途中ウトウトで巻き戻して(というレトロな表現しかできない)観ました。
「ひまわり」は結構ハードな話でしたね。
日本人のお涙頂戴とはちょっと一線をかくするものあってよかった。
戦争があって、それでも生きていく人間のたくましさとか、
戦争で記憶を失ったというか、戦争で何もかもがリセットされて、その地で助けられたロシアの女の子と結婚して子供を作ってそれでもやっぱり1番初めに好きになった奥さんのことが忘れられなかった・・。
・・というふうな話を誰が責めることができるんだろうか、
と、実体験のない自分が偉そうに言ってもリアリティないけど、
それはもはや悲哀でもなんでもなく、それが人間存在なんだということ。
そして人はやっぱり生きてゆくのだということなんでしょう。
生きてゆくことでしか表現できないものがやはりあるのだと思わされる映画でした。
いい映画というのは何回見ても良いのだろうけど、この映画を見るのは多分3回目かな?
ソフィアローレン「ひまわり」。
映画音楽がまた物悲しくっていいのよね、ヘンリーマンシーニ。
恋のっていうのは万国共通なんかね。悲しい結末に終わっても。
「Love Theme from Sunflower」かあ、吹いてみたいなあ。