だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

2016-01-01から1年間の記事一覧

#294 ふと思いついてのHomeParty

ふと思いついてホームパーティをすることにする。 はじめは野郎だけの二人の予定だったけど、 なんと女の子が二人も参加してくれることになって、俄然張り切って料理の数を増やすことに。 最初は頂いた筍のことばかり考えていたのだが、もう一つひらめいたの…

#293 泌尿器科Y教授の最終講義のDVDを観る、例によって二日酔いの朝。

やっと見ることができました。自分の知らない教授が確かにいましたね。 泌尿器科のY教授がこの3月で退官された。 大学での最終講義のDVDを、教授退官記念パーティで頂いた。 GWになって、外来診療がないので、やっと観ることができた。 いえ、できました、で…

#292 とある日曜の食卓「鮭とブロッコリーのクリームパスタ」と「そら豆のパルミジャーノ焼き」

(本日の注釈) 今日はなんと「昭和の日」なんてタイトルの祝日で、病院で溜まった仕事を片付けてますよ。 日常の晩飯作りは仕事終えてからのバタバタなので、なかなかゆっくり料理とかできないんですけど、たまに考えて(まあ自分で0から考えだすわけじゃ…

#291 『ハスク・エディン』とまた湧き上がる想い。と。

またもやな日だ。 また、あっちに逝ってしまったヒトを想い、 覚めた脳みそを撹乱するために、焼酎をあおって布団をかぶる。 そうすれば浅い眠りの後に、白い光がいつしか頭上に指し、部屋を満たしているはずだから。 いつもの朝に、いつもの朝に。 『ハスク…

#290 ByeBye、空の友達

訃報は突然やってくる。 思いがけないところから、ほんと後頭部をいきなり鈍器で殴られた感じで、訪れる。 医者だからってひとの死に慣れてるわけではない。 感覚は確かに鈍麻しているかもしらんけどね。 こんな稼業をしてると患者さんもいなくなってゆく。 …

#289 『南へ走れ、海の道を』(1986)

岩城滉一主演のアクション映画。 ナウシカの安田成美さんがなんとヒロインを演じておられる。当時20歳とか。 今でも米軍基地のある沖縄は、日本なのかそうじゃないのか分かりかねる空気をかもしだしている。 それは沖縄の人には失礼なものいいかもしれないけ…

#287 54歳からのピアノ その6 人生はじめてのpiano発表会「大人のピアノコンサート」inエミフル^^

ピアノ始めて10ヶ月経過しました。 はじめてちっちゃいコンサートに出させてもらって、生まれて初めて人前で弾きました。 失敗しました。おわり。 ・・まだ死んだわけではないので、「54歳からのピアノ」完結編ではないですけど、いろんな経緯で、島村楽器エ…

#286 「俺たちの旅」

1970年代ドラマの名作といえば、誰がなんと言おうと「俺たちの旅」である。 そう断言してもいい。 カースケ(中村雅俊)・オメダ(田中健)・グズロク(秋野太作)+ワカメ(森川正太)が主人公のドラマだ。 カースケとオメダはなんとか大学生活を終え、社会…

#285 Y教授の退任祝賀会と、12歳のヴァイオリニストと、愛媛大学泌尿器科学教室と。

泌尿器科教授のY先生の退任祝賀会が松山全日空ホテルであった。 大勢のえらい先生方が一同に介し、一応泌尿器科医局員である我々も末席に列席する。 何年かぶりに会うような県外の先生たちの顔もちらほら見受けられる。 平成10年に教授になられたので、Y先生…

#284 旅の空の下で読み始めた本を終える。

村上春樹さんの久々の紀行文集「ラオスにはいったい何があるというんですか?」、 断続的に読み進めてやっと読み終えた。 kindleにダウンロードして最初に開いたのは、あれは、土佐山のホテルの一室だった。 月が綺麗な夜だった。 夜は深々としており、樹樹…

#283 54歳からのピアノ その5

さて、初級者版のテキストもあと数曲のところまでに来た。 20曲中17曲目まできて、今やってるのが「匠」という曲だ。 3連符のリズムがいびつだと指摘された。言われたらその通り。前の2音が長くて最後のが短いんだそうな。うーん。 その前の「ハナミズキ」…

#282 「戒名」じゃなくって、自分の名前で呼んで欲しい。

朝日新聞に「戒名」の是非についての、投書とそれにinspireされた投稿が載っていた。 で、これが、戒名とか仏事を否定する文章ではないことを予めお断りしたうえで。 自分は現世が全てだと思っている。 死後の世界があるのかないのか、それはわからないけど…

#281 蜂須賀が云ったんだよ。(「ネオ・ボーダー」読了。2016/03/03。)

たなか亜希夫とひじかた憂峰(狩撫麻礼)という最強のタッグが、20年前のあの名作「迷走王ボーダー」を再生産した「ネオ・ボーダー」全3巻を続けて熟読した。 1・2巻は立て続けにリリースされたんだけど、その後が止まっており、3年の月日を経てリリースされ…

#280 「海街」と「言葉にできない」想いと。

やっと「海街Diary」7巻を読んだ。 酔っ払った二日酔いの頭で読み始めたけど、3回泣いた。 不意をつかれて泣いた。 こんな心の鈍麻した自分にもこんな涙がまだ残ってたんだなあというそんな涙だった。 ヒトとヒトとはどうしてこんなにも遠いんだろう。 近い…

#279 再び浜田省吾さんの歌たち

浜田省吾さんがコンサートツアーで「19のままさ」を歌っていた。 「My First Love」ツアーの映像だからかなり前だ。 自分は岡山の田舎で高校生まで暮らしていた。自転車を延々と漕いで、遠い高校まで通っていた。雨の日も風の日も、時に雪の日もだ。信じられ…

#278 昼から熱燗を呑み、斉藤和義liveを反芻する。おれはウシか!

いや昼から熱燗飲んでどりますよ。 本日は、北朝鮮のミサイルの日ではなくって、愛媛マラソンの日なんで、出場者並びに声援の皆さんご苦労さまです。おれはねえ排他的だからそういった方面には気が回らんのですよね。もう忙しすぎて休まんと。 こないだから…

#277 「高齢者尿路感染症の予防・治療・ケア(臨床老年看護 2016年1・2月号)」が届く。

My works 「高齢者尿路感染症の予防・治療・ケア」というタイトルで書いてた雑誌が製本されて届く。 「臨床老年看護 2016年1・2月号」だ。 雑誌をパラパラめくると、これでもかとばかりにいろんな方が、書かれている。 自分の場合は「えひめ排泄ケア研究会」…

#276 ハレルヤ I LOVE

また、長い付き合いの友人(自分は少なくともそう思っている)が、転勤で松山をあとにした。 松山には8年間結局いたのだという。 九州出身の彼とは、うまがあい、博多や日比谷野音にSIONも見に行ったりもした。 東京行きの飛行機で興奮し過ぎの二人は、後ろ…

#275 「永遠の1/2」佐藤正午(S59集英社文庫版)ようやく読み終えました。

いらいらしながら生きていることには間違いない。 それでもそれを随分表面に出さないでやり過ごせるようになった。 しかし、そう思っているのは自分だけで、周りの人はそんなこと全然思っていないのかもしれない。 いらいらすることは毎日数限りなくある。 …

#274 そんなわけで最近のひとりメシの羅列を。

ゆえあって一人なので、本日のdutyを終えて、昼から、日曜から木曜までの食材を買い求める。 近所にある「マルヨシ」というスーパーがリニューアルのため一旦閉店したので、少し遠方の「生協」まで出向く。 この「生協」も、道路拡張のため、自宅の近くにあ…

#273 on a cold winter morning

重信川の出会い大橋を、ヘルメット着用の女子高生が、立ち漕ぎで自転車を進めていた。 その横を、通勤の自分は呑気に斉藤和義さんの歌を聴きながらアクセルを踏んだわけで、 「どいてくれよオッサン!」と彼は歌っていた。 自分も高校は遠距離自転車通学だっ…

#272 何年かに一度、佐藤正午中毒になるわけで、

時任三郎と大竹しのぶが主演(といっていいのかよくわからない、なぜならどのヒトもその人生においては主演のような気もするので、この映画の登場人物すべてが主演のような気さえするのだ)の「永遠の1/2」(1987公開)を観た。 いわずとしれた佐藤正午さん…

#271 今日が残りの人生の最初の一日、だね、確かに。

回診の時、患者さんに言われた。 わしが透析になるとき、先生は10年は保証すると言われた。 10年経った時また問うたら、あと5年は保証すると言われた。 その5年が過ぎたのだ、と。 そう言われて、はたと止まる。 今の彼には重篤な合併症が現れているのを、今…

#270 我が国の梅毒はどうも増加傾向にあるらしい。

ああ、言い遅れましたけど、年が明けましたね。 今年がどんな年になるのか皆目検討もつきませんけど、混沌とか疲弊とか酒による酩酊とか興奮とかそんなものの中で、なんとか前向いていきますんで、どうぞよろしくお願い致します。 最近、何でも梅毒が増えて…