だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

2014-01-01から1年間の記事一覧

#131 日曜日よりの使者は果たして来たのか?

さて、昨日の日曜は二日酔いで覚醒したわけで、ぼーっとしたあとに犬を病院に連れてった。 術前検査をして(犬の場合じ陽だから採血だけで5000円だったわな)、歯の手術その他の日程が決まる。 待合ではとってもおとなしいのに、診察室はいろうとするとえら…

#130 高橋慶太郎「Ordinary+-」

高橋慶太郎氏の「デストロ246」読んで、 デビュー作でもあり、女子高生スナイパー・伊万里の詰め込まれた「Ordinary+-」を読む。 この作品は未だ、デストロまでの非情さがなく、それがこの作品の救いとなっているが、 その救いを極力削ぎ落した上で生み出さ…

#129 デストロ246 (禁酒6日目)

夜、医師会の委員会に向かう郊外電車の中で4巻をkindleで読み終えた。 街を歩いてる人達が皆ゾンビに見えた。 おれも、ただの習性だけで歩いているゾンビだった。 そして悲しい知らせは、どこにもここにもあふれていて、それでも、時は流れてくのだった。 Ti…

#128 「ろかみぃばいばい」という歌を書きながら、恋人たちの別れを考察する(禁酒5日目)^^;

「ろかみぃばいばい」の覚え書き。 また性懲りもなく歌を作っている。 歌を作ってて口ずさむメロディが、誰かのパクリじゃないのかといつも思いながらも、おれのメロディなんて何処にも出てかないんだからそれでいいかと開き直って、ギターを爪弾いてまた口…

#127 牧家のラッシーはすごい!「いよてつ高島屋・北海道展」(禁酒4日目)

地元のデパート(いよてつ高島屋という)で「北海道展」やってて、なんと今回は3週間もやってるみたいだ。 そんなことでもせんと今のデパートヒトを呼べんのだろうかなとまた斜め目線で見たりする。悪い癖。 こういう人混みにはめったに出かけないのだけど、…

#126 胃カメラで調子こいてたら、ピロリ菌(+)でした。(禁酒1日目)

10/18は胃カメラということで、医者といえどもそれなりに前夜から努力するわけです。 21時以降絶食とか、朝間違えてブラックコーヒー飲まんようにとか(前飲んだら胃が黒くなってて怒られた^^;)ね。 でも、家人の外来がおして、帰ってきたのが遅かったので…

#125 ユウが悲痛な声で泣いて、おれは動物病院へ再び向かったのだった(禁酒0日目)。

うちの犬のユウがまた不調で、急遽、K動物病院に行きました。 前回行ってから2wとちょっとで、なんか、前回は、立てない・まったく食べないだったのですが、今回は近寄って行くと悲痛な鳴き声で何かを訴えています、といった状態です。 前回は、口に餌を持っ…

#124 blogの字数(629字)

うちの娘は、今東京の予備校にいるわけですけど、昔ながらに、朝の授業がはじまるまでの時間に「天声人語」をトレースしているそうで、やはりそういった書き写しが小論文とかに役に立つ・・んでしょうかね? で、こうやってパソコンで文章書いてると、やはり…

#123「シズコさん」佐野洋子を読み終えた真夜中に。(2014/10/17-19)

佐野洋子さんの本を読んでいる時は、頭の中から佐野洋子さんが出て行かず、仕事をしているときもどこか部屋の片隅に佐野さんがいるわけで、それはナニモノにも代えがたい経験でもあり、恐ろしい経験でもありました。 その佐野さんの書かれた「シズコさん」と…

#122 「21世紀のための吾妻ひでお」に脳みそが溶けてゆく。

混沌から抜け出ることができない。同じ所を堂々めぐりしているような気がする。 おれのいつもと何ら変わらない愛想笑いと同じ嘘や思考停止のフレーズを、 誰もがわかっていながら、それでも単に「yes」と言ってくれているだけに思える夜。 誰もナニも見てい…

#121 「白い象のような山並み」 by E.Hemingway

photo by pennstatenews やっと週末までこぎつけた。 しかし、またこの休みの間に台風がやってくるという。 この愛媛という、天災からは非常に庇護された土地に暮らしながらも、やはり文句は言いたくなるもので、自分の予定を優先する結構莫迦もの。 それを…

#120 サバの料理を延々つくろうと思い立つ (料理覚え書き)

これまた個人的な料理の覚え書きです。 ある日ふと鯖の料理をつくろうと思い立ったのでした。 どちらかと言うと肉食派メタボ派の自分ですが、最近はそうそう量も食べれるわけではなく(酒飲んだときは別ですが)、 まあまあ慎ましやかな食生活送ってます(送…

#119「それでも町は廻っている」13冊を読む。至福の時。

あいかわらず、毎日・曜日感覚がない感じ。 で、今もたまってる本とかが山のようにあるわけだけど、昔ほど焦って買うことはなくなった。 それでもヒトよりは買うほうかな。 (いやいや、詳細は不明だがうちの家人のとこには数日に一回amazonから書籍が送られ…

#118 嵐の前のお散歩photo

年一回の皿ヶ嶺登山が、台風のため中止となりました。 留守番のバイトの先生も頼んでたのに、しかたないことです。 とにかく何かをするためには多大な努力が必要になり、ちょっとやそっとじゃ身動きできないわけですけど、まあそれはしかたのないことです。 …

#117 白茶けた朝の光のブルースと栗の料理たち

こうやって朝が白む中で、眠たい目をこすってボーッとしてると、こんな日常がずっと続いていくのも悪くないなと思ったりする。 仕事して、ヘロヘロになって、その日の仕事を何とか終えようとほぼ休まずに一日を乗り越える、 ある夜はしこたま酒を喰らい、他…

#116 おれのナダ(無)とともにありまして。

おれは何を恐れているのだろう。いや恐れているのでも怯えているのでもない。無を知りすぎているのだ。すべては無で人間もまた無だった。ただそれだけの話だし、それに照明がとても必要なのだ。それから清潔さと秩序が。ある者はその中で生きられる。けど気…

#115 二日間スーツを着て、2つの学会と一つの夜を乗り切ったよ。

着慣れないスーツを二日間着ました。 結構大変でした。いろいろあったし。えろえろじゃないですよ。 「愛媛排泄ケア研究会〜第12回学術講演会〜」 今回は「排泄ケアと転倒・転落予防」で、帝京科学大学・看護学科の泉キヨ子先生が講演してくださいました。 …

#114 Macの音声入力ちょっと感動的!(その2)

photo by Julija...! 歳取ってきて朝方の人間になっているので、早く起きて雑事をこなしている。 それで、溜まっていたメールの返事の一つを自宅のマックの音声入力で書いてみたんだが、精度が素晴らしい。 すごすぎる。 なんだか以前tryした時よりも変換効…

#113 厭世歌 (2014version)

photo by 【丹尼斯®】 1 由実は脇の下にびっしょり汗をかいている。 造り物のヤシの木の鉢植えが、壁際に置かれている。 木製のラウンドなテーブルの上の銅製のコーヒーグラスを取るためにソファから手を伸ばす時、由実の腋臭が宙に微香となって拡がってゆ…

#112 「THR Session」(musicアプリ)とか、とりあえず起きてから3時間位のぐたぐた。

・まあそんなわけで、今日も仕事です。 今朝の回診にて。 中山町では、毎年恒例の栗祭りが開催され、演歌歌手の香西かおりさんのショーが30分ずつ2回あるのだと患者さんが言ってました。 「今日の3時のやったらいけるから、先生もいかんけん」 「まあね、昨…

#111 「第1回 四国がんセンター地域医療連携交流会」にゆく。

昨日は初めて開催された、四国がんセンターと近隣の先生との地域連携の会でした。 「第1回 四国がんセンター地域医療連携交流会」 最初に各診療科部長の先生から診療内容の説明が1時間にわたってあり、その後が、会場かえての懇親会でした。 ちなみに道後の…

#110 だから、やっぱり料理はいいね。いただいた栗で作ったワイン煮で、秋を味わう。

夜寝る前にはたと思い立って、頂いた栗の底に十文字に切れ目を入れて、圧力鍋で加熱。 急速に冷やすと皮と身の間が剥がれるとの事だったが、たしかに、うまいこと皮が剥ける。 それでもやっぱりそれなりの労働強度をもってしても、渋皮状態まで。 その剥けた…

#109 今日の午後のグタグタと、iPhone6plusを予約するのこと。

今日はかなりヘビーだった。 3連休明けということもあってか外来患者さんが凄いことになっていて、また待ち時間を待ちきれずに帰った方もおられた。 中には長年の付き合いなのに待ち時間が長いということで二度と来てくれない人もちらほらいたりして、そうい…

#108 This time,This here!

できれば おれが死ぬときに 空の蒼からんことを 風が凪いで一瞬時が止まり 図体が後ろ向きにどうと倒れこみ 電線の鳥たちが静寂を破り一斉にはばたく その時に! 彼女は あなたの一番大事なものをこの場で捨てたら考えてあげるわと 涼しげに笑ってマルガリー…

#107 Accuphase E-530でアナログレコードを聴く。

昔、「自分の作り方」という文章を書いた事がある。 書いてみたら実に他愛もないものだった。こんなにあると思ってたはずの自分がこれっぽっちだった。 そんなもんかよ、そんなもんだよ。はははは。 自分で自分に突っ込んで笑ってみるしかなかったのを覚えて…

#106 girl in summer night という曲を書いているところ。

今、実は30年ぶりくらいに曲を作っている。 大学の時に、軽軽音楽部みたいなのに一瞬だけ在籍してたことがあって、そのころ、なんだかフォーク調の曲を作ったりした。 それが最後だったりする。 その時のあたりの稚拙な歌を、昨日中秋の名月に向かって、ベラ…

#105 夏が逝く

二日酔いの頭で目覚めた。 枕元には、帰りがけにコンビニで買ったサンドイッチ、食べる気で買ったのにそのままバタンキュー。 起きても心ここにないので、 力振り絞って歩き始める。 まだ暑いけど、それでも空気の中に秋が転がっていた。 そしてやっぱり夏は…

#104 加藤和彦さんの「あの頃マリー・ローランサンと」は最高傑作だと思うんだ。

お盆の1w前にAVアンプが逝った。 自分のオーディオルームから音も映像も消えて半月。 なければなしで生きてけるもんだ。 新しいAVアンプのチョイスにはまだまだ時間がかかりそうだ。 最近見た映像はNHKの「ペルリュー島戦記」、お盆の頃はいろんな戦記モノ…

#103 稲葉真弓と鈴木いづみと、ばあちゃんの死。

どう切り出していいのかわからない。 死んだ人のことは、死んだ時にぶわっと思い出し・・というか、 訃報を聞いた時にドバっといろんなあれこれが勝手に思い浮かぶものだけど、 それからは波が引くように引いてしまうことが多い。 でも、何かの拍子でまた思…

#102 十数年ぶりのS・キング

これまた十数年ぶりかのS・キング。 あのケネディ暗殺の時代に戻るという「11/22/63」という長編の新聞広告を見てから気になっていたのだが、なかなか上下2冊を読む気もその前に購入する気もなし。 それじゃダメじゃん! 11/22/63 上 作者: スティーヴンキン…